8/28 ON SALE!! 『hide TRIBUTE Ⅴ -PSYBORG ROCK SPIRITS- ~CLUB PSYENCE MIX~』とは



今年、6作品のリリースが予定されている、音楽のジャンルと世代を超えた
hideトリビュートアルバム”SPIRITS”。


8/28にはいよいよhideの楽曲の共同プロデューサーであり盟友”INA”による
『hide TRIBUTE Ⅴ -PSYBORG ROCK SPIRITS- ~CLUB PSYENCE MIX~』
がリリースされる。


この作品が意味することとは?この作品に込められたINAの想いとは?
ライター増田勇一がレポートしてくれた。


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information » 2013 » 8月


2013年、ソロ活動開始20周年を迎えたhide。
しかも2014年には、その誕生から50年ということになる。
それを記念してのアニヴァーサリー・プロジェクト
『hide ROCKET DIVE 2013-14』の一環として、
“SPIRITS”をキーワードとしながら、さまざまなコンセプトに基づいた
トリビュート・アルバムが、シリーズ作品として続々と登場している。


そんななか、この8月28日に発売を迎えるのが、hideにとっての盟友というべきINAの手による
『hide TRIBUTE Ⅴ -PSYBORG ROCK SPIRITS- ~CLUB PSYENCE MIX~』だ。
簡単に言えば、これはhideの歴史を彩ってきた楽曲たちからINA自身が全18曲を厳選し、
ノンストップで繋げたリミックス作品である。が、同時に、
必然的に本人不在の音源が並ぶことにならざるを得ない
トリビュート・アルバムという作品形態でありながら、
hide自身の歌声を軸とする音源のみで成立しているという、
過去に例を見ない画期的な1枚になっている事実に注目したい。



この作品を解くうえでの鍵はふたつ。まず『PSYBORG ROCK』 だが、
これはかつてhide with Spread Beaverとして
新たな歴史を踏み出そうとしていた当時のhideが、
自らの音楽スタイルを形容する際に用いていた言葉だ。
時代はまさにデジロックの創成期とも重なり、
人間力とテクノロジーの合体は多くの創造的アーティストたちにとって
重要なテーマになっていた。
現在のようにプロトゥールスで簡単に音源編集ができる時代ではなく、
人間と機械、双方の良さを生かしたサウンドを体現するためには、
ストイックな探究心と手間暇を惜しまない姿勢が
不可欠だった頃の話だ。
hideはサウンド・メイキング面での相棒であるINAに対し、
サイボーグ的手法の秘密について
「詳しいことを訊かれても言わないように!」と釘を刺していたという。
ちょっと大袈裟に言うならば企業秘密というわけだ。それくらい彼にとって
『PSYBORG ROCK』は画期的な発明だったということだろう。


もうひとつのキーワードは『CLUB PSYENCE』である。
同名のクラブ・イベントが存在する事実はファンの間で広く浸透しているが、
これはINAの言葉を借りれば、
そもそも「hideと彼の音楽を愛する者同士が、
大音量で好きな音楽を楽しむための場」として始まったもの。
さらに起源を遡ってみると、1997年に『MIX LEMONed JELLY』と銘打たれたクラブ・イベント
(4会場同時進行で、観客は自由に各会場を行き来することができるが、いつ、誰が、
どのステージに登場するかはわからないという、実にhideらしい発想によるもの)に辿り着く。
つまり『PSYBORG ROCK』にしろ『CLUB PSYENCE』にしろ、まさに実験精神と冒険意欲、
少しばかりいたずらっぽさのあるアソビゴコロに満ちたhideのスピリットが息づいたものなのだ。


そして今作を完成させるにあたってINAが何よりも強く意識したのは、
サウンド・クリエイターとして時代の最先端を行く
クラブ・ミュージックを体現することではなく、
あくまでhideの楽曲本来の普遍的魅力を重んじながら、それを歪めることなく、
ファンにとっても彼自身にとっても
“長きにわたって楽しめるもの”にすること
だったという。
実際、収録曲のひとつである「DOUBT」などには、制作当時から現在に至るまで、
改良に改良を重ねてきたすべての段階における音源が含まれているとのことで、
約20年がかりでこのヴァージョンが完成をみたとも解釈可能ではある。
が、そこで使命感めいたものに過剰に縛られることなく、
あくまでエンターテインメント作品として本作を仕上げたINAの仕事ぶりと心意気に、
僕は敬意を表したい。


最初のトラックが始まった瞬間、あなたは架空の空間へと誘われていく。
そこではhideがMCを務めながら『CLUB PSYENCE』を開催していて、それからの約70分間、
あなたを踊らせ続けることになる。
hide自身もおそらく、21世紀にこのような作品が生まれることになろうとは
想定していなかっただろう。
そしてこの作品は、これまで彼の音楽を愛し続けてきた人たちばかりではなく、
彼の世界に足を踏み入れる機会になかなか恵まれずにきた人たちにも向けられたものである。
そう、hideは理屈にもジャンルにも大人の常識にもとらわれず、すべての人たちを歓迎する。
あくまでも楽しむことを重視しながら。


『CLUB PSYENCE』へ、ようこそ。
ただし一度ここに足を踏み入れたなら、大概は二度と抜け出せなくなるのだが。


2013年8月 増田勇一



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「hide TRIBUTE Ⅴ -PSYBORG ROCK SPIRITS- ~CLUB PSYENCE MIX~」
Produced & Remixed by INA


【収録曲】

01. CLUB PSYENCE 20XX
02. PSYENCE
03. PINK SPIDER
04. BACTERIA
05. SCANNER
06. DICE
07. Hi-Ho
08. LEATHER FACE
09. ERASE
10. CELEBRATION
11. POSE
12. FROZEN BUG
13. Squeeze IT!!
14. DOUBT
15. ever free
16. Beauty & Stupid
17. MISCAST
18. OBLAAT


全18曲収録 TKCA-73942 ¥3,000 (tax in)
★2013/08/28 ON SALE★


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【同時発売】

information » 2013 » 8月 (1)

大澤誉志幸 & DIE(hide with Spread Beaver)も参加!
「hide TRIBUTE Ⅳ -Classical SPIRITS-」が同時発売!


『クラシカル』をテーマにhideの楽曲からインスパイアされた気鋭のアーティストが集結、
アコースティックから電子楽器までクロスオーバーしたサウンドでhideの名曲を再構築。
まさにhideだからこそ実現した変幻自在のトリビュートアルバム!


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「hide TRIBUTE Ⅳ -Classical SPIRITS-」

【収録曲/参加アーティスト】

01. ROCKET DIVE [チェロ三重奏ver.] / 村中俊之 feat. エリヤ
02. ピンク スパイダー [ヴァイオリン&ピアノ☆ロックオペラ ver.] / Tin Toy Classica
03. In Motion [現代音楽 ver.] / 酒井健治
04. JUNK STORY [ホーミー ver.] / ボルドエルデネ
05. DICE [チル・ラウンジ ver.] / 土屋雄作
06. ever free [トリック・ギター ver.] / 谷本光
07. TELL ME [クラシカル・ヴァイオリン ver.] / 奥村愛
08. MISERY [クラシック・ピアノ ver.] / 蔵島由貴
09. Beauty & Stupid [三味線 ver.] / はなわちえ
10. EYES LOVE YOU [ジャズ・ピアノ ver.] / 松永貴志
11. HURRY GO ROUND [マリンバ ver.] / SINSKE
12. ever free [ロック&メロウ・ヴァイオリン ver.] / Sword of the Far East
13. GOOD-BYE [テルミン ver.] / 佐藤沙恵
14. Hi-Ho [電子鍵盤 ver.] / 阿邊葉月
15. ピンク スパイダー [SPIRITS ver.] / 大澤誉志幸 with DIE


全15曲収録
TKCA-73941 ¥3,000(tax in)

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Category:hide