YOSHIKIが積極的に慈善活動を実施 「人を救うことによって自分も救われる」



5月16日に頚椎人工椎間板置換手術を受けたX JAPANのリーダー、YOSHIKIが東名阪を回るディナーショーを無事成功に終えた。
4年目を迎えた今年は3都市7公演(昼公演も含む)で計約3500人が来場。
8万6400円のチケットは即完し、2日の昼公演を追加したほか、大阪と名古屋公演に特別追加席を設けるほどの盛況ぶりだった。


中でもディナーショーの名物となっているのが、私物のチャリティーオークション。
NHK紅白歌合戦で着用したジャケットや長年愛用したボストンバッグなどお宝品が登場するのに加え、
落札金はYOSHIKIが日米で立ち上げたチャリティー基金「YOSHIKI FOUNDATUON」(米国は公益法人認定)に全額寄付されることもあってか、
どの会場も飛ぶように金額が上がる、上がる。
落札総額は7公演計26点で、4154万円に達し、YOSHIKIは「本当にありがたいという気持ちでいっぱい」と感謝した。


会場では「100万円!」「150万円!」と威勢良く次々に手が上がっていく。
毎年思うのだが、オークションの光景を見ていると異空間にいるようで思わず自分も手を上げてしまいそうな不思議な気持ちになる。
高額を出した落札者も「買った」のではなく「寄付した」ため、みんなすがすがしい笑顔と満足感で満ちあふれていた。


ミュージシャンとしての活動がフューチャーされがちだが、YOSHIKIは20年以上も前から積極的に慈善活動を実施。
1995年の阪神・淡路大震災では被災地の小中学校にピアノ10台を寄贈したほか、
2009年1月のX JAPANの香港公演では中国・四川大震災で親を亡くした子供たちを招待。
同3月に被災地を慰問し、楽器と音楽室を寄贈した。


10年7月に日米で遺児や難病を抱えた子供の救済を目的とした基金「YOSHIKI FOUNDATUON」を設立した際には
「世界で少しずつ(チャリティーを)やっていきたい。自分はミュージシャンなので、音楽で伝えていこうと思います」と語り、
その言葉通り、有言実行してきた。


11年3月の東日本大震災では愛用のクリスタルピアノをオークションにかけて収益金を被災地に寄付し、
昨年4月の熊本地震でも被災地に1000万円を寄付。
最近では先月下旬に大型ハリケーン「ハービー」によって甚大な被害を受けた米テキサス州への支援として
米赤十字社に2万5000ドル(約273万円)を寄付した。


YOSHIKIは慈善活動について「人を救うことによって自分も救われる。もっと日本にも広めていければと思います」と言葉に力を込める。


普段の破壊的な言動の裏に隠れた優しさや親しみやすさ。
激しいドラミングと美しい旋律で弾くピアノの静と動が共存する音楽と同様に、
このようにさまざまな方法で行う支援の継続はYOSHIKIの計り知れない魅力の一つなのだ。


この“静”の部分をファンやアーティストも支持するからこそ、彼の周りには人が集まってくる。
5月に頚椎の手術をすると発表するや、世界中の人々から数多くのコメントが寄せられたのも素晴らしい音楽に加えて
日頃の地道な彼の活動に尊敬や感謝の気持ちを持っているからだろう。


現在は患部に痛みは残るもトレーニングを開始。
「痛みはありますが共存していかないといけないと思う。まだまだ世界の壁を壊すために頑張っていかないといけない」
と前を見据えるYOSHIKI。
彼が世界に与える影響も増してきた。
さまざまな分野で日本を変える大きな起爆剤となってくれることに期待したい。(ちゅん)


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